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おいぬ様の御札

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うちの近所の無人野菜販売所にたくさん貼ってある謎の御札。この御札、都内で時々みかけることがあります。初めて見た時は怪しい感じがして、一体なんなんだろうなあと思ってたんですが、お犬様信仰(実際はニホンオオカミ)は江戸時代、天保の頃から魔除けとして人気があったらしいです。


御嶽山が発祥で、日本三大御嶽神社というのが「雪月花」に例えられていて、武蔵御嶽神社は「月」らしくお犬様の眼が三日月になっているという事です。言われてみれば月になっているような。
またオオカミは畑を荒らす猪や鹿の天敵、ということもあって信仰を集めたそうですね。

この辺のことは全く知らなかったんですが、自分が知らなかっただけで割とメジャーな?話みたいです。現代根付作家の人もこれをネタにして根付を作ったことがある、という事も教えてもらいました。最初は怪しく見えた御札も、由来を知ってから見るとなんとなく可愛く見えてくる(^_^;)。

しかし天保の頃に始まった御札がまだこうして現役で貼られているのは不思議というか・・・まだまだ知らないことがたくさんあるんだなあ(・_・;)




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バレンタイン?

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うちはバレンタインというイベントとくにやってないんですが・・・
今年は妻からいただきました。なかなか賑やかで見た目が楽しい。



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箱もなかなか可愛いですな( ・ω・ )


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いいんじゃないでしょうか・・・


永楽屋の本


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400年の歴史がある手拭い屋の永楽屋さんですが、いい柄がけっこうあってそのうち買いたいと思ってるのも多いんですが、昔の手拭いの柄が本にまとまってました。二冊発見しました。


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左の本は永楽屋さんがある京都の行事の手拭いや、飾って楽しむ方法など多角的に手拭いを楽しむ感じの本。2008年発行。舞妓さんや京都の華やかな雰囲気の手拭いがたくさん載ってます。


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手ぬぐいの柄だけをたくさん見たい人には右の本のほうがオススメかな。古い柄といっても綺麗に保存されているものメインなので昭和初期くらいからのものが多いです。


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時代背景が伺えて面白いです。左のは一瞬空襲かなと思ったけど日本の飛行機ですね。まあ空襲の手拭いは流石に作れないか(^_^;)。鉄塔の手拭いもいいですね。電線が真っ直ぐじゃなく波打ってるのがいい。


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釘抜きに狛犬。お洒落です。


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復刻されて今でも買えるものもありますね。この富士の手拭いは今でも売ってます。でも右の猫のが欲しかったなあ。


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時事ネタは興味深いですね。「日満無線電話開通」や「満州の帝政」。「エチオピヤ国際結婚夢破」が気になる・・・。

暇つぶしにパラパラめくって見るだけでも面白いです。



使えない・・・

  • 2021/02/01 12:17
  • Category:
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あずきの首輪に付いている緒締、そろそろ他のに換えようかな〜と思ってヤフオクで物色してたんですが、良さそうなのがあったので落としてみました。が・・・


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届いてみたらめっちゃ小さくて吃驚。手が込んでいるし金属製だから行けるだろうと思ったんですが、ここまで小さいと首輪の結び目の重さに負けてくるっと回ってしまう。
モノ自体は良いんですが首輪には使えない・・・( ´_`)( ´_`)


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とりあえず現状維持ですかね・・・



手ぬぐい「私は昔「桃太郎」と云われてました」永楽屋


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手拭いを集めてると、この永楽屋さんの名前は時々眼にすることになります。
創業者は織田信長の御用商人として商いを始め、「永楽屋伊兵衛」として綿布を扱い始めたのが1615年というから約400年くらい続いていて今は十四代目だとか。。凄いですね・・・(・_・;)

この図案は昭和7年に作ったものの復刻ということです。
犬張子は安産や子供の成長を願う縁起物。この図案はネットで見てみると、地が赤いものや犬張子が青いもの、バックに青海波があるもの等々けっこうバリエーションがあります。縁起物で可愛いしインパクトもあるので人気があるのも納得。気の利いた贈り物にもいいです。


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歌舞伎風の隈取で決めポーズを取っている桃太郎。「昔桃太郎と云われてました」というので元服した後なんですかね?版ズレもいい感じに味になってます。


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桃太郎に平伏しているというより巨大な犬先輩に傅いてるように見える(笑)


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根付教室 in コロナ禍

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新宿でやっている根付教室ですが、この非常事態宣言でお休みになるかと思いきや、普通にやってます。カルチャー側もなかなか大変なんだろうなーと思います・・・。

生徒さん誰も来ないのでは?と思ってましたが根付をやりたい男衆が5人集まりました。気合入ってます。女性陣は誰も来ず。女性の方がこういうことに敏感な感じ。


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教室を出るとこんな感じで西新宿のビル群に囲まれてます。隣は都庁。この中で根付なんてアナログの塊みたいなものを作ってるんだから面白いです。



河鍋暁斎の底力 後期展示

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以前買った図録の中に、いろいろと見てない画が多数載ってたので後期も見に来ました。
前期に展示のなかった妖怪などがあって良かったです。今回も人が少なくてじっくり見れました。いつもこんな感じだといいんだけどなー。


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東京駅、中央線。この日はまだ非常事態宣言の前だったんですが、吃驚するほど人が乗ってなかった。
こんな中央線初めて見た(・_・;)


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今回のもう一つの目的、前回ショップで買おうかどうか迷って結局見送った絵札集を買う。


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この絵札がどうしても欲しかった。暁斎は猫も上手です。前回、帰ってからネットで画像検索すればいいや・・・と思ってたんですが一つもヒットしなかったんですね。これは買うしか無いな。

開けてみたら間違いでこの絵札だけ2枚入ってました。新年早々縁起が良い\(^o^)/


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北斎、若冲、芦雪と来たら暁斎もガチャ出ないのかなあと思ったらなんか出てました。まあこんなもんか。いろいろ足りてない感じですが・・・芦雪のが出来が良すぎたからなあ。あれでハードルがかなり上がってしまった。

2021


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明けましておめでとうございます。

今年の年賀状は江戸時代に疫病除けの御札にもなっていた白沢にしてみました。
コロナが収束することを願いつつ・・・



ヤフオクに

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朝日カルチャーの展示用に作った福良雀は結局ヤフオクに出しました。


鹿角のテクスチャが底にかなり出てるので、好き嫌いは分かれるかも。根付としてはかなり小ぶりですね。凝った部分は全然ないので千円スタートにしました。よろしくお願い致します。


「河鍋暁斎の底力」東京ステーションギャラリー 11月28日(土) - 2021年2月7日(日)

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河鍋暁斎のほぼ下絵だけの展覧会です。暁斎の下絵はこれまでも展覧会で時々展示されることがあり、けっこう残ってるんだなあとは思ってましたが、これだけの量がきちんと整理され保存されているとは思わなかった。
聞くと、河鍋家の方が家族総出で荷車に載せ、戦争時の焼失から守ったという事です。そのおかげで今ここでこうして我々が素晴らしいものを見ることが出来る事に感謝。とにかく圧巻の展示。唯一無二の展示で、この企画を立てて、コロナ禍の中でもこうして実行してくれたのはとても良かったです。


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入ってすぐ、鴨を写生したものを見てぎょっとする。普通デッサンとかスケッチは、まず全体の大きさに当たりをつけて徐々に詰めていくもの。まあ言うまでもないんですが、墨と筆なので写生といえども線を一発描きするしかないわけで、要するにこれの描き方としては、端っこから徐々に全体に描き広げていくしか無いわけです。絵を描く人ならその難しさはわかると思います。


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暁斎はよく模写もしていたようで、今回その画も多数見られます。この宮川長春の模写は本画と重ねて見てもほぼトレースしたかの如くに一致したというやはり凄まじいデッサン力。


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本画に至るまでの試行錯誤がやはり面白い。紙を重ねて角度を変えたり線をずらしたり、胡粉を塗って(要するにホワイト)その上から描きなおしたり・・・この画は唇にこだわりがあったようです。


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勢いよく引かれた線の美しさ、河鍋暁斎の真骨頂。


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下絵だけの展覧会と銘打ってますが、仕上がっている画や軸なども多数あります。根付的な目線からチョイス、暁斎の描くところの白澤と犀。獅子や麒麟などの霊獣と一緒に描かれてます。これらは弟子のための絵手本として描かれたもの。その他にも、仙人や二十四孝など根付ネタもたくさん発見できます。


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線が美しい・・・うっとり。この一本の線を引けるまでにどれだけの研鑽を積まなければいけないのか。今回の展示は下絵なので色がついてないものが多いんですが、立派な本画よりも余計な要素が取り払われて、暁斎の実力が逆にグイグイ迫ってくる感じがします。紙と墨だけで描かれたもののほうにより魅力を感じる現象、何なんでしょうね。若冲なんかもそうなんですが。こういうのを見てしまうと、「清書」の筈の細密に描かれたカラフルな完成品にあまり魅力を感じなくなってくる。

河鍋暁斎記念美術館の館長さん(暁斎の曾孫)が財団法人にしようとした際に、県の役人が「下絵が何千点あろうが、下絵は紙屑」と言われて落胆したという話、そう言われても「線の美しさに惹かれて捨てられなかった」というお話はそりゃそうだろうなあと。下絵といえどもオーラ凄すぎ(・_・;)


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今回もう一つ良かったのは図録。展覧会の図版としては規格外の大判でとても良いです。河鍋暁斎の先の美しさを堪能できます。



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Author:楽虫
手の平の上の小さな彫刻、根付。現代の根付師の日常をつらつらと・・・

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